ゲーム感覚ってどんな感覚?
ゲーム感覚って一口に言っても、どんな感覚なのか多くの人は説明ができません。
でもゲームの感覚っていろいろとあるようで、結構単純なんですね。
それをマインド論的に2点に纏めていきましょう。
目次
・成長するのが目に見えて楽しい
成長の感覚が現実よりゲームの方が掴みやすいのがまず一つですね。
数字で能力が表されたり、使える能力がどんどん増えたり…etc.
逆に成長が分かりづらいゲームほどクソゲーと言われてしまいがちです。
成長を実感できないと人ってすぐ辞めてしまいます。
勉強やスポーツが苦手な人がいるのも、周りのプレイヤーになかなか成長が追いつけず苦しい思いをしてしまうからです。
たとえ少しずつ成果が出ても、相対的に成長が遅れてしまうと成長を実感できずにつまらなくなってしまいます。
自発的に楽しい! と思えるものでないと、例え良い結果でも完璧主義に拘るか諦めてしまうかの二択を選んでしまいがちです。
・ゲームの中では自分の行動がすぐ反映される
ゲーム内では自分が動くとその結果がすぐ返ってきます。
現実では試験をやったら数日〜数週間ほど結果が待たされますが、ゲーム内ではクイズものでも即答えが出てきます。
この違いって、非常に大事なんですね。
人ってすぐ飽きてしまうもので、待たされることを非常に嫌います。
だから次々と面白いものを提示できたり、自分で思うように動けたりすると楽しいものです。
その一番分かりやすい例が、マインクラフトのゲームですね。
建物を作ったり、探検したり、自分の行動がすぐ形となって現れます。
延々と砂漠を歩くだけのゲームだと飽きますが、砂漠を掘ったり、砂漠に建築したり、建築物に登って周りを見渡したり、取れる選択肢がたーーくさんあります。
自分の思ったことがすぐ行動に移せられるって凄く楽しいことなんですね。
ゲーム内ならなんでもできる超人になれても、現実だと腰が重くてなかなかうまくいかなくなりがちです。
Youtuberになりたい! って思っても実際に行動に移せる人は少ないし、続けられる人はもっと少ないものです。
・じゃあ現実でもゲーム感覚でいるにはどうしたらいいの?
答えは簡単です。焦らず気長にやりましょう。
取り組んですぐに良い結果が出ることはあまりないです。
1年後、3年後、5年後、10年後、どの先を見て推測は立てても実際どうなるか分かりません。
今から能動的に動いて、途中で辞めたとしても、また再開してを繰り返して少しでも身についていることを実感できれば次に何ができて何をしたいかが見えてきます。
人ってどうしても受動的に簡単なギャンブルにのめり込みがちです。
ですが、自分の好きなことを追求することに楽しみを見出せるようになるとゲーム感覚的に面白くなれます。
幼少期に生涯賭けて取り組めるものを見つけられた人はとても強いですが、比べて気に病むことはありません。
様々なことに取り組んできたおっさんというのも人生経験が豊かになるので、それはそれで面白いものです。
自分だけのゲームと自分だけの攻略法を見つけていきましょう。