若い時の苦労は買ってでもした方が良いなんて嘘だ
若い時の苦労は買ってでもした方が良い、という格言があります。
でもこの言葉を真面目に捉えてしまうのは実は危険なんですね。
21世紀の世の中を考えると、まず苦労は身の回りに溢れるほどあります。
昔よりかはテクノロジー面で生活がマシにはなりましたが、その分だけテクノロジーの習得を迫られています。
例えばGoogleからなんでも情報収集できる便利な世の中になっても、検索するために必要なワードを知らないと検索ができませんし、自分に必要な情報をそこから選んでいく必要があります。
昔に比べて多くを知れるようになった反面、何を知ってどう動くかがより重要になりました。
若い時って実は学校生活や部活動をする時点でかなり苦労の塊なんです。
それ以上の苦労を詰め込み過ぎると若い内に折れるケースも多々発生します。
はっきり言って若者、というだけで苦労はたくさんあるのですね。
特に男の場合は勉強も運動も趣味も恋愛も全て上位になろうとすると暇な時間は一切ありません。
この上に若い時の苦労を買ってでもする余裕なんてないでしょう。
真面目になってしまうと、この苦労を何でも買おうとしてしまいます。
でも苦労は買う必要なんかないんです。
自分が本当にやりたいものは苦労を感じずにできるものなんですね。
苦労を感じたまま取り組む人は、苦労を感じずに取り組める人には勝てません。
もし一回だけ勝てたとしても、苦労でストレスが溜まり長続きはできないでしょう。
生きていく上で自分を騙すことは処世術の一つですが、自らを騙し過ぎて見失う人々が後を絶たないわけです。
私が勧めるのは、楽しいことを色々やってみて苦労を感じたら一旦身を引いてみることですね。
苦労を感じる時点で、行動が間違ってないか再確認できると無駄なストレスを溜める原因を取り除くことができます。
若い期間はほんの一瞬で過ぎ去るので、早い段階で自分に向いているものを探す必要があります。
探すには色々知って体験してみる必要があるのですね。
この間に無駄な苦労を積み重ねてる暇はないでしょう。
もしそれでも苦労を買いたいというなら、見分ける方法を覚えていてください。
・自分が自身に課した苦労か
・他の人から与えられた苦労か
他人から苦労を与えられても他人は責任を取ってくれません。
それなら自分が自信を持って責任を持てる苦労を背負いましょう。
以上が僕の持論です。
人生ゲーム感覚で進めるには、苦労してゲームをやる必要はありませんから。
もっと楽しんでいきましょう!