与沢翼さんがEXD44に出演したTVを見ての感想
2018/10/7、テレビ朝日のバラエティ番組EXDに与沢翼氏がTV出演しました。
内容はクラウドファンディングで資金が集まらなかった人を与沢翼さんが直々に見て判断するとのこと。
その為にドバイからアタッシュケース(現金1億円)を持ち運ぶという大胆な番組。
見てみてまず思ったのが……かなり言葉を選んで話せる人だなと。
お金に対しての考え方も、TV向けに誰にでも分かり易く話していてとても好感触です。
ネタバレの前に番組の内容を
↓以下ネタバレ↓
・まず1人目
千葉県で枕投げ大会を開きたいそうで。
その大会開催資金に50万が必要だとか。
地域活性化のため、ボランティアの側面が強いですね。
でも枕投げ大会が地域活性化にどう結びついてどのような活性が見込めるのかが足りず、出資は望めませんでした。
与沢翼氏はTVを意識して言葉を柔らかめに表現しつつも、提案を真っ向から否定はせずに意思を尊重していました。
その上で、何が足りないかの部分を明確にして出資できるか否かを簡潔に言えることはさすがと言えます。
・次に2人目
ラテアートの印刷機を開発したそうで。
スマホに繋いで写真をラテ上にクリームとしてプリントできる優れものです。
こちらはかなりサプライズ性が強く好感触でした。
すぐに出資できるか話を纏めるあたり、短時間で判断する能力に長けていますね。
このラテアート機が家電業界に真似されるかどうかの質問、
次に競争的優位な部分を質問、
さらに何やらラテアートの次世代のマル秘な話を聞きつけ、
ストックオプションが貰えるかどうかの話に移り、
最終的には1000万の出資で合意が形成されました。
しかし帰国後にこの件は破却に。
既に先手を打って開発している競合企業が他国にあるので、博打気味になりやすいことがまず一点。
ドバイー日本間では競合より優位に立ち、成功させる為の密な連絡が取りづらいためという2点の理由からでした。
そのラテアートの競合を知っていたのはなんと与沢翼氏の妻だとか。
やはり只者ではありませんね……
この二者で番組は終わるのですが、その後のスタジオの反応はちょっと意外なものでした。
結局出資せずに番組が終わったため何らかのツッコミが来るのかと思っていましたが。
お金を大切に扱っているという側面を強調してむしろ与沢さんを褒める姿勢に。
出資って結構ブラックボックスな世界ですが、番組で中学生にも分かりやすい内容になっているのもとても好感触でした。
お金について考えさせられる良い番組で楽しめたのでとてもオススメです。
↓与沢翼氏の著書↓